大切なデータを預ける「クラウド」って?
起業家の皆さん、日々たくさんの資料や写真、お客様とのやり取りのデータが増えていませんか?
パソコンやスマホの容量がいっぱいになったり、万が一の時にデータが消えてしまうと困りますよね。
そんな時に役立つのが「クラウドストレージサービス」です。
これは、インターネット上に自分専用の「倉庫」を借りるようなイメージです。
パソコンやスマホのデータだけでなく、インターネットの向こう側にある大きなサーバーにデータを預けることで、たくさんのメリットがあります。
クラウドストレージを使うメリット
- どこからでもアクセスOK!
インターネットにつながっていれば、パソコン、スマホ、タブレットなど、どんなデバイスからでも自分のデータにアクセスできます。出張先や移動中でも、必要な資料をすぐに確認したり、お客様に写真をお見せしたりできるので、とっても便利です。 - データのバックアップにもなる!
もしお使いのパソコンやスマホが突然壊れてしまっても、クラウドにデータが預けてあれば安心です。大切なデータが消えてしまう心配が減ります。 - 他の人とデータを共有しやすい!
チームのメンバーと資料を共有したり、お客様に写真や動画を送ったりするのも簡単です。メールで送るよりも大容量のファイルをやり取りできます。
【個人向け】主要クラウドストレージサービス料金プラン比較
それでは、特に人気の高い3つのクラウドストレージサービス「iCloud」「Googleドライブ」「OneDrive」の個人向け料金プランを見ていきましょう。
無料で使える容量もありますが、お仕事でたくさんのデータを使うなら、有料プランの検討がおすすめです。
iCloud+(アイクラウドプラス)料金プラン
AApple製品(iPhone、iPad、Macなど)をお使いの方に特におすすめなのが「iCloud+」です。
Apple製品との連携がスムーズで、写真や動画のバックアップ、iPhoneのバックアップなど、Appleユーザーには欠かせない存在です。
容量 | 月額料金(税込) | 年払い | 1GBあたりの単価(約) |
---|---|---|---|
5GB | 無料 | なし | 無料 |
50GB | 150円 | なし | 3.00円 |
200GB | 450円 | なし | 2.25円 |
2TB (2048GB) | 1,500円 | なし | 0.73円 |
6TB (6144GB) | 4,500円 | なし | 0.73円 |
12TB (12288GB) | 9,000円 | なし | 0.73円 |
Google スプレッドシートにエクスポート
※iCloud+の有料プランでは、プライベートリレー(VPN機能)やメールを非公開にする機能など、追加サービスも利用できます。
こんな方におすすめ!
- iPhoneやMacをメインで使っている方
- 写真や動画の保存・共有を頻繁に行う方
- iPhoneやiPadのバックアップを自動で取りたい方
- 家族でストレージを共有したい方(最大5人までOK!)
2. Googleドライブ(Google One)
GGmailやGoogleカレンダーなど、Googleのサービスをよく使う方には「Googleドライブ」が便利です。
Googleアカウントがあれば、すぐに使い始められます。
容量 | 月額料金(税込) | 年額料金(税込) | 1GBあたりの単価(月額/約) |
---|---|---|---|
15GB | 無料 | – | 無料 |
100GB | 250円 | 2,500円 | 2.50円 |
200GB | 380円 | 3,800円 | 1.90円 |
2TB (2048GB) | 1,300円 | 13,000円 | 0.63円 |
5TB (5120GB) | 3,250円 | – | 0.63円 |
10TB (10240GB) | 6,500円 | – | 0.63円 |
20TB (20480GB) | 13,000円 | – | 0.63円 |
30TB (30720GB) | 19,500円 | – | 0.63円 |
※Google Oneの有料プランでは、Googleからの特別サポートやVPN機能(プレミアムプラン以上)などの追加機能も利用できます。家族でプランを共有することも可能です。
※年額払いにすると、月額よりもお得になります。
こんな方におすすめ!
- GmailやGoogleフォト、Googleドキュメントなどを日常的に利用している方
- Androidスマホを使っている方
- Googleドキュメントやスプレッドシートを使った共同作業が多い方
- 比較的手頃な価格で大容量を借りたい方
3. OneDrive(ワンドライブ)
WordやExcelなど、Microsoft Office製品をよく使う方には「OneDrive」がおすすめです。
特に有料プランはOfficeアプリもセットになっているので、とてもお得ですよ。
容量 | 月額料金(税込) | 年額料金(税込) | 1GBあたりの単価(月額/約) |
---|---|---|---|
5GB | 無料 | – | 無料 |
100GB | 229円 | – | 2.29円 |
1TB (1024GB) | 1,499円 | 14,900円 | 1.46円 |
6TB (6144GB) | 2,100円 | 21,000円 | 0.34円 |
Google スプレッドシートにエクスポート
※1TBと6TBのプランは、WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft 365アプリも使える「Microsoft 365」のサブスクリプションに含まれています。
ストレージだけでなく、Officeアプリも使いたい場合はとてもお得なプランです。
※年額払いにすると、月額よりもお得になります。
こんな方におすすめ!
- Word、Excel、PowerPointなどのMicrosoft Officeアプリをよく使う方
- Officeアプリもセットでお得に利用したい方(1TB以上のプラン)
- Windowsパソコンをメインで使っている方
- 家族でOfficeアプリとストレージを共有したい方(6TBプラン)
まとめ:あなたにぴったりのサービスを選びましょう!
それぞれのクラウドストレージサービスには、得意なことや料金プランに違いがあります。
- Apple製品ユーザーならiCloud+
- GoogleサービスユーザーならGoogleドライブ
- Microsoft OfficeユーザーならOneDrive
と考えると選びやすいかもしれませんね。
まずは無料容量から試してみて、ご自身の使い方や必要な容量に合わせて、最適なサービスやプランを選んでみてください。
大切なデータをクラウドに預けて、お仕事の効率アップと安心を手に入れましょう!
iPhoneユーザーでありマイクロソフトユーザーである
私のおすすめは
iCloud+200GBとGoogleドライブ2TB
その詳しい理由は次回お伝えします!