UTAGEのスマホ表示(モバイルビュー)における
画像の文字とテキストの文字サイズのギャップを埋めるための
具体的な設定値と計算方法を回答します。
結論から言うと、スマホでの見た目を揃えるには
「Canvaで作る文字サイズを、UTAGEで設定する数値の約2.8〜3倍にする」
のが黄金比(目安)です。
これは、スマホの画面幅(約375〜390px)に対して、
Canvaの画像(通常横幅1080pxなど)が約1/3のサイズに
縮小されて表示されるためです。
今回は見本のページも最後に貼り付けてあります
実際、今ご覧の端末で比較してみてください。
以下に、そのまま使える設定目安の表と手順をまとめました。
1. 【推奨】スマホ表示を統一するための設定値リスト
UTAGEの「スマホ設定」とCanvaのフォントサイズの組み合わせ目安です。
※Canvaのキャンバスサイズが「横幅 1080px」の場合を想定しています。
| テキストの種類 | UTAGE設定 (スマホ) | Canva設定 (横幅1080px時) | 見た目の印象 |
| 大見出し (Head) | 24px 〜 28px | 68px 〜 80px | インパクト大 |
| 中見出し (Sub) | 20px 〜 22px | 56px 〜 62px | 読みやすい見出し |
| 本文 (Body) | 16px | 45px 〜 48px | 標準・可読性重視 |
| 注釈・小文字 | 12px 〜 14px | 34px 〜 40px | 補足情報 |
ポイント
- 本文は16px(Canvaなら46px前後)を基準にするのが業界標準です。小さすぎるとスマホで読みにくくなります。
- UTAGEの「見出し」パーツは、スマホだと改行が多くなりがちなので、24px程度に抑えるのが綺麗に見せるコツです。
2. 具体的な調整手順
優先順位の高い「スマホでの統一感」を出すために、以下の順序で設定してください。
手順①:UTAGEで「スマホ用」の文字サイズを固定する
UTAGEの編集画面で、各パーツ(ヘッド・サブヘッド・本文)の「スマホ」タブを選択し、上記の推奨値(例:本文16px)を入力します。
- ヘッド:24px
- サブヘッド:20px
- 本文:16px
手順②:Canvaで画像を作成する
UTAGEで決めたサイズを元に、「× 2.8」 または 「× 3」 程度のサイズで文字を入れます。
- 「UTAGEの本文と合わせたいな」と思ったら、
16px × 3 = 48pxくらいでCanvaに入力します。
手順③:実機で確認して微調整(重要)
PC上のプレビューと実際のスマホでは、文字の太さ(ウェイト)によって「画像の文字の方が細くて小さく見える」ことがあります。
- Canvaの文字は、**少し太めのフォント(Boldなど)**を選ぶと、UTAGEのブラウザ文字と馴染みやすくなります。
3. PC用の設定(参考)
スマホの設定が終わったら、PC用の設定は別途行います。PCは画面が広いため、スマホより大きく設定するのが一般的です。
- 大見出し (Head): 32px 〜 40px
- 中見出し (Sub): 24px 〜 28px
- 本文 (Body): 16px 〜 18px
- ※本文はPCもスマホも16pxで統一することが多いです。
この基準で設定していただくと、画像とテキストが切り替わる部分でも違和感が少なく、プロっぽい仕上がりになります。
